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三重県尾鷲市曽根町の区有林で、誰でも参加できる「山づくり」を始めました。
持続可能な森林を作ったり、木の文化を振興するためには、どういう仕組みが必要でしょうか? 植樹などの山づくり『体験』と、環境についての『学習』を繰り返しながら、一緒に考えませんか? |
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この取組によって、地域の人のみならずたくさんの人が山にふれ・山を知り・山を想い・山のために何かをするという尾鷲の新しい文化をつくり、持続可能な尾鷲の山づくりを実現したいと考えています。すばらしい地域の未来のために、尾鷲の豊かな山が、豊かな自然が、これからもずっと続いていくことを願って。
※2008年、海虹路は三重県との協働事業としてこの取組を始めました。
※2009年3月、尾鷲市の曽根区有林18ヘクタールの森林整備のため、株式会社エレコムから(社)三重県緑化推進協会が新たに創設した「三重自然の森づくり基金」へ寄付をいただきました。これを活動のために利用させていただくことになりました。植樹活動を10年間行い、20年かけて森を作っていこうと考えています。 |
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右画像で山肌のむき出しになっている部分が、山づくりの舞台となる尾鷲市曽根区有林。(2008年撮影)
植林されていたヒノキが切り出されてから、費用と人手が不足しているため放置されています。 |
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背景にある尾鷲の山事情・・・ |
豊かな山は、豊かな海を育み、土砂災害などを防止し、きれいな水や空気をつくり、私たちに豊かで安全な生活をもたらしてくれます。「尾鷲ヒノキ」の名でもわかるように、かつての尾鷲の人たちは、「海」とのかかわりと同じくらい「山」とのかかわりを持って生活していました。
ところが、今、林業は低迷し、人とのかかわりが薄れてしまった山では荒廃が進んでいます。尾鷲市は三方を山に囲まれた土地柄ですが、こういう環境に住んでいても、「山にはほとんど足を運ばない」という人たちも多くなってきました。 |
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