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「ひのきシート」とは、簡単に言えばひのきの「かんなくず」です。
木材を加工する過程で出てくるかんなくずは、これまで捨てられるだけのゴミでした。ゴミになっていた「ひのきシート」を使って、編む・織る・削る・折り紙・染める・・・といった様々な方法で手芸品を作っていくのが「ひのきシートクラフト」です。
海虹路の代表者でもあるフラワー講師、池田 比早子氏によって発明されました。
(※ひのきシートクラフトは、特許出願済み商品です。) |
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向こう側が見えるくらいに薄いひのきシート。この薄いシートがいろんな作品に生まれ変わります。
「尾鷲ひのき」ならではの赤みの強い風合い、きれいな木目が楽しめます。 |
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ひのきシートクラフト誕生のきっかけは、平成11年に行われた「東紀州体験フェスタ」。東紀州地域を盛り上げるためのイベントで、「来賓者が胸につけるものを地元の素材で」と考えたことから始まりました。
苦心の末にひのきシートで作られたツバキのコサージュが完成し、様々な作品に広がっていきました。その後作品はどんどん増え、展示会が開かれるほどになっています。(作品集はこちらをご覧ください)
上の画像は、平成11年に完成した最初のひのき花。その形・風合いをしっかり留めています。 |
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ひのきに含まれるテルペン類と呼ばれる成分には、脳波を沈静化して血圧を低下させるリラックス効果・ストレス軽減効果があります。
またひのきには、消臭作用・防ダニ作用・殺虫作用・抗菌性があることも知られています。 |
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ひのきの効果によって、森林浴気分でリラックス。
霧吹きで水を含ませてやると、ひのきの香りがふんわりと漂ってきます。 |
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ひのきシートクラフトは作って楽しいだけでなく、香りによる癒し効果といったひのきの効用を持っています。また、ひのきシートの木目・色合いで作られる作品は、独特の風合いを楽しむことができます。
さらに、捨てられていたものを使って手芸品を作ることから、リサイクル面・環境面でも有効です。
こういった優れた点が認められた結果、「ひのきシートクラフト」は、2002年5月の第12回ホビー大賞でグランプリに並ぶ「文部科学大臣賞」を受賞しました。 |
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私たち海虹路は、「尾鷲ひのき」から生まれるこの優れた素材を活かして、地域振興や安全・安心なまちづくりに取り組みたいと考えています。 |
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