第2回くまの地産地消フォーラムのその後:1
伊勢市 フランス料理「カンパーニュ」さんとの農産物を通じたつながり


平成14年11月19日に行われた「くまの地産地消フォーラム」は、伊勢市 フランス料理「カンパーニュ」 オーナーシェフ東健夫さんを講師に迎え行われました。講習時に用意された熊野の野菜を大変気に入っていただき、運営委員の植村令子さんを通じて数名の生産者から集めて送る熊野の野菜が「カンパーニュ」さんで使われています。
今回はその野菜を作っているおばあちゃん、おじさん、おばさん(失礼かな?)にスポットを当ててみました。

浦東さん 浦東さん

御浜町引作(みはまちょうひきづくり)の浦東さん。きれいに整頓された畑は良く手入れされています。他品種の野菜を育てています。
この畑は、周りに他の畑が無いため無農薬野菜を作るのに適しています。

よい野菜作りのコツは「とにかくマメに畑に出ること、野菜に話しかけること」
この日はほうれん草、キャベツ、レタスを出しました。

大和田さん 大和田さんと植村さん

御浜町萩内(みはまちょうはぎうち)の大和田さん。周りに他の畑が面していないので無農薬の野菜を作るには最適な畑です。多種類の野菜を育てています。

左が大和田さん、右が植村令子さんです。この日はブロッコリー、ベータリッチ、リーフレタス、カリフラワーを出しました。どれもプリプリの野菜です。

畑

東浦さん・大和田さんは、野菜作りで生計を立てているのではありません。野菜作りが大好きなのです。この地域では植村さんがとりまとめて、青空市の「木て海て市場」や「あさなぎ市」で販売しています。
良い野菜を育てることが大好きとお二人とも言います。それは農薬を使わないで手間暇をかける育て方です。「カンパーニュ」で使われる事をとても喜んでいますし、自信にもなっています。
多品種少量生産の質の良い野菜づくりは、たくさんのお金を儲けることはできませんが、こういった取引先を持つことで作ることの楽しみ誇り、生きがいを持てるのではと思います。

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東浦さん・大和田さん