平成15年7月27日(日)田んぼの生き物観察会・草刈り
生き物観察会 講師の元屋敷さん

7月27日(日)午前9時から、始まった第2回「田んぼの学校」生き物観察会は、薄曇りの中おこなわれました。
この日は大人11名、子ども6名の参加でした。

講師の元屋敷さんから、現在の稲の状況や、害虫についてのお話しがありました。また虫見板を使ってどんな昆虫が稲にいるか見ました。
小さな生き物がたくさんいました。

花 のぞき込む子供たち

現在の稲の状態です。花が咲いています。葉の白い部分はコブノメイ蛾の幼虫による被害で、ここまで無農薬もあってか、他の田んぼよりたくさん食べられています。

田んぼの隣の用水路は、U字溝でないため生き物が豊富です。早速のぞき込む子供たち。

小川遊びをする子供たち

今年は、冷夏で稲にとっては良い天候ではなく、このままだと不作の年になると思われます。
また、私たちの田んぼは、回りが通常の稲作のため、農薬を使うと虫たちが多く逃げてきます。
減農薬や無農薬栽培は一つだけ上手く作ることは不可能に近いものです。
稲刈りまでにウンカの発生が多い時は1度だけ農薬散布をおこなうことも考えています。
順調にいけば8月後半に稲刈りが行えそうです。それまでなんとか順調に育って欲しいものです。

参加したみなさん、暑い中ご苦労様でした。

この日取れたのは、たいこうちの幼虫、みずかまきり、ヤゴ、フナの幼魚、イモリの子どもなどなど、草むらには糸トンボなど無数の昆虫がいました。

5月18日(日)田植え:1
5月18日(日)田植え:2
5月18日(日)田植え:3
6月22日(日)草取り
7月27日(日)生き物観察
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