- 第28回運営委員会報告書
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日  時  平成15年10月2日(木) 19時30分〜21時00分
場  所  紀南県民局5F 第9会議室
出席者 運営委員 高見守/植村令子/喜志
光代/市川 茂昭
参 与 紀南県民局2名
特別参加 御浜町給食センター 
萩野さん、有馬小学校栄養士 西久保さん

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協議事項
1.学校給食への地元産品の導入について
御浜町給食センター 萩野さん、有馬小学校 西久保さんにご参加いただき、給食現場からの現状をお話しいただきました。
現状:御浜町 給食センターで現在1日約700食(小学校4校、小・中合同学校1校)を作っています。野菜は地元の業者から購入、地元産はその中に入ってるぐらいで、それだけを集めているのではない。国内産を購入している。
地元の物は、みかん、味噌、お米(御浜町のJAより購入)
給食のメニューは約1ヶ月前に決まり、1ヶ月分の注文を業者にかけている。
有馬小学校 1日約375食の給食をつくっています。
野菜は、業者から(熊野市青果市場)より購入、地元産が青果市場にある時は地元産となる。国産品のみを使っています。
地元の産品は、みかん、みかんジュース、ミニトマト、フルーツトマト、魚(しいら・さんま)、牛肉、お米は「みえのえみ」を使用。
今後:双方の栄養士さんとも「出来たら地元産を使いたい」。問題点として量を安定供給出来る生産者さんがいない。給食はかなりの量の食材を調理するため調理機器を用いる、そのためある程度規格品(サイズの統一)が必要となり、加工しやすい形の物が必要である。
地産地消ネットワークとして、地元生産者をきちんと認識する必要がある。


2.熊野の地元産品を使った料理店と伊勢の生産者との交流会について
昨年度の地産地消フォーラムで、お世話になったフランス料理「カンパーニュ」さんでは、現在も熊野地域の食材を多く取り入れた料理を伊勢の方でお客様に出しています。
地元食材がどのような料理となっているか知りたい(勉強したい)、また他所の生産者の方と交流を持ち、どのようなことをしてるか知りたいなど、生産者・消費者の両方の立場の方が地産地消について学ぶツアーを行う事を決めました。
●募集人数:24名(カンパーニュさんのお店の都合)
●日時:11月9日(日)
●費用:2,500円
●バス(25人乗り)を使用
●地元新聞による記事、今までのフォーラム・田んぼの学校の参加者への連絡をおこなう
など、早急に決め、実施をおこなうことを決定しました。

3.その他
■平成15年10月19日(日)午前9時〜 あさなぎ市を開催予定
■神戸大学大学院 尾崎さんより地産地消ネットワークみえ熊野の現状・特徴調査依頼を受けました。
 10月7日(日)午前9時〜 生産者の聞き取りを運営委員の垣内さんに依頼。
■次回運営委員会を11月12日(水)午後7時〜行う予定です。

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