熊野季節物語り・さんま寿司の日

熊野市有馬町 平成16年1月10日(土)撮影

1月10日は、産田神社大祭がおこなわれます。
この産田神社は、イザナミノミコトがカグツチチノカミを生んだ場所とされています。
この祭りの時に骨付きのさんま寿司が出され、安産や子供の成長を祈る儀式となっています。
この日にちなんで、「熊野市さんま寿し保存会」が、さんま寿司を奉納し、参拝者にさんま寿司を振る舞いました。
また、この産田神社からさんま寿司が生まれたものとされているので、今後「さんま寿司発祥の地」としてPRしていくようです。

「熊野市さんま寿し保存会」のみなさん お払い

さんま寿司を奉納する「熊野市さんま寿し保存会」のみなさん

お払いを受ける保存会のみなさん。

さんま寿司
振る舞い

産田神社の入口付近で振る舞われた熊野名物「さんま寿司」。

これが、さんま寿司です。背開きで骨はとってあります。主にお正月料理として食べますが、今は1年を通じて食べられます。

産田神社の奉飯(ほうはん) 巫女さんの舞い

上の写真は、産田神社で出される「奉飯(ほうはん)」汁かけ飯に骨付きさんま寿司がだされ、これを食べると左利きが治るとも言われています。主に子供の成長、安産を祈って食べます。通常さんま寿司は持って帰ります。

産田神社の大祭は、午前10時から行われました。おごそかな神事がとりおこなわれていきます。カメラマン、報道陣も多くやってきていました。